YouTubeのチャンネルを守るにはどうしたらいいか

2019年6月5日

こんにちはDAYANです。最近はYouTubeでけっこう動画を投稿し続けているのですがしばらくこちらで記事を書いてなかったので久々に記事を出してみようと思います。今回のテーマは最近多くサイトでも上がっているYoutube動画投稿チャンネルの収益化が止められているということについてです。

YouTube 収益化取り消しの騒ぎについて

管理人はまだそういうメールとかはないのですが、いくつかの YouTube のチャンネルで収益化を止めるというメールが届いたといったことがニュースになったりまとめサイトに上がったりといったことが起こっています。別にその動画チャンネルのアカウントが消されたとかではないのですが、いつも動画が上げられていたYoutubeからの収益化が急に止められたということが起こって少し騒がしくなっています。

登録者数の規模に関係なくかなり大きく動いてることから騒ぎにもなってきています。特にポリシー違反をしたというわけではないのに収益化が止められているということで色々なところで騒がれています。

収益化が止められるとどうなるのか

YouTube には広告収入がもらえるパートナープログラムがあります。動画の冒頭やいくつかの動画の途中に広告を見かけると思いますがあの広告を入れることができます。また広告主からYoutubeを通して投稿した方は収益を受け取ることができます。チャンネル登録者数1000人以上かつ年間の再生時間4000時間以上あればYoutubeのパートナープログラムの審査を受けることができます。

現在でだいたい1割ぐらいの方がこのプログラムに参加しているのですが審査が通ってから急に収益化が止められてしまってそれ以降の広告収入が受けられないということが最近起こっています。ただし9割以上の方は特にYoutubeの広告収入とは関係なく動画投稿をしているまたは動画を視聴しているので騒ぎすぎるのも逆効果になってきています。

どういった流れの収益化の停止なのか

別に YouTubeで ポリシー違反をしたわけでもないのですがパートナプログラムの条件を満たしていないというメールが来て収益化を止められたということで騒ぎが起こっています。何が原因でこうなるのかメールが突然送られてきても中身が抽象的すぎて理解できず困っている人が多いようです。

2年前ぐらいの YouTube の仕組みが変わったところから始まっているようですがどうも質の低い動画をなくしていこうと言う動きと合わせた流れではないかと言われています。チャンネル登録者数1000人というハードルが上がったのも新規の方には収益化が厳しくなっているのですがそれでもまだ文字をスクロールしただけの動画や収益基準とはかけ離れているどこかから転載しただけの動画がたくさんあげられていることから対策を取った動きかなと思っています。

動画サイトとしての投稿動画をあげること

回りくどいのですが文字動画はYoutubeでは動画としては認めにくいと言うことがどうも最近の見解になっています。別に動画でなくてもブログに文字の記事を掲載すればいいのですが YouTubeだと収益化で稼げるということでこういうスクロール動画が数年前から増えてきました。最初はYoutubeのAIもスクロール動画と動画の区別ができずたくさん溢れていました。おそらくはそういった文字ばかりの動画をなくすための動きなので解説動画や考察系の画面が止まっている動画も合わせてチェックが入っているとみられています。AIの誤判断ではということでゲーム系の解説動画や歴史のゆっくり実況なんかもこの対象に急になって最近あわてているようです。

ただ文字スクロール動画が収益化から外れるということはこれからも続くと思います(たしか海外で公式に見解が出ていたようです)。検索すると分かるのですがやってみた系やチャレンジしてみてこうなったという動画は最初から最後まで何かしらが動いていて動画だというのがはっきりとわかります。解説系や考察系の動画だとこれといった動きが少なく文字だけが流れていてかなりの時間静止画になっていて機械音声などで読み上げられています。

機械音声と静止画がチェックされている点

本人が生で顔出しや声出しをして出演すればいいのですがそうも言ってられない事情で静止画に近い機械音声の動画が出ているのかと思います。この辺りの事情ははっきり何が違うかとかAIのプログラムについて答えが載ってませんので管理人の推測になるのですが、最近の流れから出来る限り動画として判断しやすいもの(画面が動いている、編集で字幕を入れている)をアップするしかないというぐらいしか思いあたりませんでした。(今こういう風にブログにしている考察系の文章は動画にしにくいということですね。)

動画ページの見直しを行う

現在 YouTube では AI による自動判定が基本になっています。おそらくブログと同じようなロボットによる自動巡回があると思うのでその中の判定基準に満たされているかをチェックしているようです。

基本は動画やサムネイルとタイトルのチェックをしているだけかに見えますが、動画ページには動画説明欄とコメント欄というものがあります。実は説明欄にしっかりとした動画の説明文を書いているかも重要なポイントになっているのではと最近思ってきました。これは管理人のちょっとした見解ですが AI ってあまり現地の言葉に詳しくないのではと思っています(まだ音声変換とか違うのが出てきますよね)。つまり英語基準だとAIはある程度優秀でいろいろと見てるのですが、海外の現地語の場合は判断材料(動画、サムネイル、タイトル、タグ、説明文)をざっと見てさらに現地の言葉は翻訳にかけるという二段構えではないかなと思っています(時間がない場合、翻訳をスルーしてアウト判定になるということですね)。

まず、タイトルは文字制限があって英語を入れると字数オーバーになります。ただし説明欄は文字制限があまりないのである程度までの文章を入れることができます(けっこう長い説明の動画があると思います)ここに英語の翻訳(googleの翻訳)をつけて説明欄の一番下にでも書き加えておくとAIの最初の判断がしやすいのでそのチャンネルの防衛になるのではと思っています(あくまでも現時点でのことですが実際そういった考えで英文を入れてる動画チャンネルがあります)。

ハートマークとコメント返信が大事です

また、コメント欄の返信も実は重要視しているのではと言われています。数年前にコメント欄にハートマーク(♡こんなのですね)をつけることができるようになりました。海外のチャンネルではコメント返信に必ずハートマークをつける動画チャンネルが主流になってきています。管理人も使ってみると以外に好評で最近しばらく続けています。もちろん時間がなくてコメント返信ができない場合もありますがそういった場合でもハートマークとグッドボタンを押して相手にありがとうの気持ちを伝えることができます。YouTube では投稿者と視聴者のコミュニケーションツールとして位置づけられていますので出来る限りコメントには返信をして尚かつハートマークとグッドボタンを押すということが大事なのではと思っています。

顔出し声出しが必要なのか

よくある日本語のサイトでゆっくり動画がありますが、管理人も好きでよく見ていますがわかりやすい発音で下手な生声より聞きやすいのがいい点です。しかしこのゆっくりボイスが原因かで収益化が止められているチャンネルが最近増えてきています。主にさきほど見てきたゆっくり解説やゆっくり考察系の動画で内容も中身も優秀ですがどうも巻き添えを食らった形になってきています。

おそらくYoutubeのなくしたい文字スクロール動画が機械音声で作られているので今回のチェックに巻き込まれて収益化が止められたのではないかと言われています。管理人も色々なサイトを見てきましたが収益化が止められているのは機械音声だけではないのではと思っています。確かに顔出しと声出しをしている動画サイトもありますが収益化が止められているものがいくつかありました。

これもAIが日本語に対応していない点とチェック時間が短いのが原因ではないかと思っています。声出しで止められているのはライブ中心のサイトで編集動画や字幕がなかった場合などで、他には他サイトから流用した動画をそのまま使っていることで引っ掛かっているチャンネルもありました。これから見ると、すべての動画に英語で字幕をつけて何を言ってるかAIがすぐわかればこういった誤判断が起こりにくいのですが現実はかなりのチャンネルで再度申請してYoutubeの判断を仰いでいるということが多くなっています(メールが来てから1か月後にパートナープログラム収益化の再申請ができます)。

あくまで海外基準で起こっている収益化についてのことです。

Youtubeに動画投稿をして楽しむということであれば今回の騒ぎと全く関係なく今まで通り 好きな動画をあげることができます(ただしポリシー違反はペナルティがあります。)Youtubeは動画投稿と収益化を結びつける特殊なサイトなのでこういった騒ぎになっています。YoutubeではGoogleの広告が割り振られて広告収益を受けることができます(adsenseの条件とパートナープログラムの条件を満たす場合)。ただ最近かなりこのハードルが上がっているので新たにチャンネルを作って収益化を大きくねらうのは厳しいかなと感じています。管理人は今お小遣い程度なのでただ純粋に動画投稿をしながら楽しんでいる状態です。

大きくYouTube で収益化を狙っていく場合は細かな神経と毎年変化するパートナシップへの対応が求められます。以前にも少し書きましたがYoutubeで広告主と視聴者を大事にしてるチャンネルは大きくても小さくても今まで通り収益化を認められているものが多いです。一方で著作権を侵害したりかなりハチャメチャな感じで動画をアップしてるサイトは目をつけられますので今は大丈夫でもこれから厳しくなっていくのではと思っています。

どことなくテレビの移り変わりに似ています

テレビチャンネルの内容が昔から厳しくなってきて面白さが減った感じがありますがあれに近づくのではと少し危機感があります。とは言え今起こってるのは海外の会社の基準なので、とにかく動画投稿を楽しみたい、自分の何かを動画にしてアピールしたいというのは別に今もこれからも変わらないかなと思います。少し自分よがりかもと思った時はコメント欄にもらったコメントを見ながら返信をしたりハートマークをつけたりと動画を見てくれてる方のことを考えて動画を作るのがチャンネルを守るには一番大事になってくるかなと思いました。