YouTube視聴者の低年齢化について

2019年3月2日

こんにちはDAYANです。 YouTube動画を見ているとコメント欄に書き込みがあるのを多く見かけますよね。よく見ると大人が書いているような文章ではないものが目立ちます。これは動画視聴者に低年齢の方が多いということが関係しているようです。今回はそういう点について見ていきます。

10歳から30歳までの動画投稿者が多い

YouTubeのサービスが始まって数年が経ちますが、動画投稿をする世代は比較的若い人が多いです。特に顔出しをしている動画投稿者を見ると大体が20代くらいの方が多いのでびっくりです。最初にYouTubeへ動画投稿してからずっと投稿し続けている方は30代になっていると思いますが、それでも投稿者全体の年齢が低年齢化しているということがわかります。

ゲーム実況動画は小中学生も多い

大手ユーチューバーの HIKAKIN さんやはじめしゃちょーさんといった有名な方のゲーム実況動画を見て自分でもやってみようとゲームをはじめる小中学生がいます。同時にユーチューバーに憧れて自分でも動画投稿をはじめて見る人も出てきています。小中学生は声出しはしてもさすがに顔出しまでしたくない(ルール上13歳以上からgoogleアカウントが作れてYoutubeでの収益化は18歳以上)ので収益を考えるより純粋に動画投稿を楽しんでいるという人が多いです。割合的にもゲーム動画の3割くらいは未成年の方の動画になっています。

スマホから動画を見る人が多い


管理人のYouTube管理画面(アナリティクス)でも視聴者の半分以上はスマホから見てもらっていることが分かります。残りの1/4はタブレットから、パソコンは20パーセントぐらいしかないので若い世代の方がYouTube 動画をスマホから気軽に見ているということが分かってきました。忙しい隙間時間を利用してスマホから10分くらいの動画を選んで見ているということですね 。自宅でもテレビをあまり見ずにスマホからYouTubeで好きな動画を選んで見るということが若い世代には受けてるようです。

難しい漢字を避けるということも

ブログのように文字で情報を伝えるということではなく、動画で相手の感情に訴えることができるのが動画投稿と違う点になります。 YouTubeで見ている方は若い世代が多いので特に小中学生では難しくて読めない漢字もあります。字幕の漢字にルビを振ったり、ひらがなやカタカナに変えて表記をしたりと少し工夫をすると視聴回数が増えることにつながってきます。また、アルファベットや簡単な英語は小学校で英語の授業があるのか少しはわかるみたいです(2020年から小学校3年生以上で必修科目ということで驚きました)。

説明動画は分かりやすくする

よく見られている動画のジャンルに自作パソコンやパソコンのパーツがあります。この分野にある動画の視聴回数はかなり多いです。Youtubeに動画編集するための機材であるパソコンの紹介動画がよくアップロードされています 。パソコンのパーツは CPU やマザーボード、メモリやハードディスク、グラフィックボードなど数多くの部品があります。もしこれから動画投稿をするならこのジャンルはいいと思います。

自作パソコンとBTOの組み立てパソコンとの違いや古いパーツと比べて新しいパーツがどう違うのかをわかりやすく説明するとよく見られているようです。また、ジャンクパーツで自作パソコンを組み立てる動画も人気があってかなり見られています。若い世代の方が動画編集用のパソコンを手に入れたがっていることがわかると思います。

文字ばかりの動画ではいけないのか

少し前にたくさん見られた文章を並べただけの YouTube動画は少し下火になった感じがします。一時期ヘイト動画と言われる少し偏った趣向の動画に文字ばかりの動画が使われていました。YouTube のルール上、ヘイト動画は差別的な内容に当たるので動画を消されたりアカウントが止められたりすることがありました。

文字ばかりの動画がいけないということではありませんが、ブログと違いYouTube動画は何か動いている映像を相手に伝えるものということが前提になるようです。特に収益化するという意味では文字を羅列しただけのテキスト動画よりも外の景色を撮影したもののほうが審査でも好印象になるようです。40代以上の方は文字の多いメディアで情報を受け取ることに慣れていますが若い世代の方はテレビ映像のような動画で情報を受け取る方が分かりやすいと思う方が多いようです。

Youtubeに動画投稿をするという場合、カメラやスマホから何か映像を撮影したりゲーム動画を撮影して動画編集してからアップロードするということがこれから主流になりそうですね。

わかりやすくスマホからでも見やすい動画を投稿する

スマホの画面は大きくて6インチくらいなので YouTube動画をアップロードしても小さな撮影対象では相手に伝わらないことがおこります。パソコンで動画編集をすると思いますが、スマホ画面を意識しながらわかりやすく伝わるような動画にまとめると視聴者の方によく見てもらえると思います。ゲーム実況動画では、動画の内容を最初にまとめて伝えておくと視聴者の方が最後の方まで見てくれることが多くなります。できれば画面の下の方に字幕をつけて分かりやすくしておくと音声が聞こえにくい時でも見てくれることにつながってきます。

BGMでも低音重視にしておくとスマホからだとあまりよく聞こえないということがあります。パソコンでうまく編集していてもスマホの特性として伝わりにくい場合があるので注意をしておいた方がいいと思います。だからといって高音ばかりだとおかしくなりますのでバランスを取って最後はスマホからも確認してみると上手くまとまると思います。

まとめ

管理人も何ヶ月かYouTubeに動画投稿をしてみましたが、若い世代の方にたくさん見てもらっているので驚いています。コメント欄に書いてもらえるのは若い世代の方が多いので言葉遣いも丁寧にしていかないといけないですね。スマホの性能も毎年上がっていますのでスマホからYouTubeに動画投稿ができるようになってきています。

コメントされている方がスマホで動画投稿されている場合がありますのでアカウントから相手の動画を見てあげるとすごく喜ばれます(高評価やチャンネル登録をするとさらに喜ばれます。ただし相互登録は禁止ですので責任を持ってしっかり相手の方の動画を見続けないといけないですが)。YouTubeは独特の文化がありますので慣れるまで少し時間がかかります。収益化を行うことも非常に大事ですが動画投稿とコメントへの対応に慣れることがYouTubeでは特に大切です。コメントをいただいた方(特に若い世代の方)と楽しくお付き合いをしながら動画投稿をすることが大事になるのではないかと思います。