日本以外のゲームアプリが強い理由とは

こんにちはDAYANです。ゲームブームが来ているのか街のおもちゃ売り場でもゲームソフトを手に取っている人を多く見るようになりました。最近の据え置きゲーム( PS 4、スイッチ、 Xboxなど) では海外のゲームソフトが人気があります。いわゆるなんでもありのゲームがなかでも人気があります。

自由度の高いオープンワールドな海外ゲームが人気

グランドセフトオート V のようなオープンワールドのゲームではプレイヤーは目的を持っていませんので自由に町中を移動して車を乗り回したり、戦いをプレイヤー同士ではじめたりと色々なことをすることができます。海外のゲームらしくそこには善と悪の考え方があまり入っていません。得るか失うかということが中心になっているように思います。日本では昔からの道徳的な考え方があるので良い行い悪い行いもゲームの中に取り入れて勧善懲悪として戦っていくようなゲームが多いです。

基本無料オンラインバトロワゲームは海外のゲームが多い

最近人気のバトロワゲームはオンライン対戦型 が多いのでゲーム機を wi-fi につないで遊ぶということが多くなってきています。もっと手軽にという人はスマホ上からゲームアプリをダウンロードして遊ぶプレイヤーも増えてきています。『 PUBG モバイル』は PUBG の PC 版のゲームエンジンを作ったエピックゲームという会社の子会社が作っています。 『 PUBG モバイル』は PC 版と違って基本無料で遊ぶことができるのでプレイヤーが増えている傾向にあります。『荒野行動スマホ版』も基本無料で遊ぶことができます。『 PUBG モバイル』『荒野行動スマホ版』とも中国の会社が作っているので かなりアップデートが多く自由度が高いゲームになってきています。

日本のゲームはキャラクター成長型が多い

日本型のゲームアプリは個性的なキャラクターを使って遊ぶようなゲームが多く、使うキャラを育てながら遊んでいくというシステムが多いです。このキャラクターの成長段階で課金要素が入ってきますので早く成長させるために実際にお金を使うと言うことをプレイヤーが考えなければならないことがあります。日本も海外もゲーム内で使うアイテムについて自由度がありますがガチャ的な考え方もあります。海外のゲームではアイテムのほうに重要度を置いているのでキャラクターを育てるよりもアイテム集めを重視するゲームが多いです(当然ガチャ要素で課金があるゲームアプリが全体的に多いですね)

海外ゲームはイベントのアップデートが良く入ります

元気のあるゲームアプリでは頻繁にアップデートをしています。ゲームの不具合の修正を行ったりイベントのアップデートが多いのですが、プレイヤーは気軽にゲーム内のイベントに参加することで良いアイテムをゲットするチャンスができます。またゲーム内で使えるコインなどをもらえることも多いです。どちらかというと海外のゲームアプリにイベント系のアップデートが多く行われている感じがあります。

ゲーム実況動画でも海外ゲームが人気があります

YouTube やtwitchなど動画投稿サイトでゲーム実況動画をよく見かけますが、最近では海外ゲームを実況しているプレイヤーが増えています。日本のゲーム会社はあまりゲーム実況について認めている会社が多くありませんので流れとしては海外のゲームを紹介するような形になってきています。本当であればゲーム会社とプレイヤーが参加して開発が進むことで良いゲームが安くできるはずなんですが日本のゲーム会社は少し遅れを取っています。

PS4のゲーム本体には録画機能がありますので録画が出来る範囲でゲーム実況の動画投稿ができるようになっています。 YouTube でゲーム実況動画を投稿して収益化をしている人がいますがロールプレイングゲームのような一歩通行のゲームよりも海外のアクションゲームのようにその都度流れが変わるゲームを実況している人が増えています 。

バトロワゲームはゲーム実況に向いています

海外のバトロワゲームではオンライン対戦で毎回アクシデントが起こりますのでゲーム実況に大変向いているゲームソフトです。 PC 版よりもスマホ版のゲームアプリにプレイヤーが多く集まっていますのでスマホ版のゲームアプリを パソコン で編集して動画投稿している人が多いです。海外型のバトロワゲームを遊ぶ人はいろんなアクシデントが起こることを楽しみにしてプレイをしていますのでその動画を見る人も増えています。 オンライン対戦で遊べることでプレイヤーが参加してプレイヤー同士の毎回違うゲームを体験できるのでかなり人気があります。

ライブ配信かニュース的まとめ動画か

twitchのようなライブ動画に向いている動画投稿サイトではゲームの最初から最後まで生配信で見ることができます。もちろんライブラリからも見ることができますが、長い動画を見たい人は深夜番組のテレビショッピングを見る感覚でただ動画を見ているといった感じで見ています。逆に YouTube のように短い動画を見るのが好きな人はスポーツニュースのハイライトを見るような感覚でゲーム動画の要所をかいつまんで見ている感じが多いです。

レトロゲームの掘り起こしもあります

このように見てくると日本のゲーム会社がゲーム実況でかなり出遅れていることが分かるのですが、いわゆるレトロゲームの再販でゲームを売りなおすという流れが出てきています。昔のファミコンをミニファミコンとしてゲームソフトを組み入れて売り直したり、昔のゲームソフトを今のゲーム機でオンラインでダウンロードして遊べるようにする仕組みで掘り起こし販売が行われています。

これはゲーム開発の費用を抑えるために行われていることだと思います。当然ゲーム会社としては良い事なんですが今のゲームを作る場合もう少しオープンにプレイヤーに参加してもらいながらゲームを作っていく流れができると日本型のゲームも持ち直すのではないかなと思います。

ゲーム動画投稿を認める流れも出ています

任天堂はゲーム実況の動画投稿推奨プログラムを作っていますので YouTube などの動画を上げたいときはあらかじめ 任天堂のサイトで『クリエイター推奨プログラム』に登録を行うことでゲーム実況動画の投稿を行うことができます。いわゆる著作権を認める代わりに動画投稿の収益について任天堂の会社と利益を分割するような仕組みになっています。

これはゲームの開発費が掛かっているのでゲーム実況動画についてあまり前向きじゃなかったのを少し認めてきているという流れです。世界的にはゲーム実況はマインクラフトのようにゲームソフトの開発に欠かせないものになってきていますので多少は認めざるを得ないということですね。

中小のゲームソフト会社では割とゲーム実況動画の投稿に前向きな会社が増えています。ゲーム実況でゲームアプリの広告宣伝をしてもらう 形で自分たちが作ったゲームをよく知ってもらえるチャンスが増えるからです。スマホアプリで多く見られますが、より多くのユーザーに自社のゲームを体験してもらってアップデートで良い部分を増やしていくという流れができてくれば日本型のゲーム会社でも海外のゲームのように良くなっていくのではないかなと思っています。