youtube動画の組み立てとチャンネルのはじめ方

春になってきましたがyotubeをこれからはじめる人もいるかもしれません。ただなんとなくやるのと組み立ててやるとでは見てもらえる再生数も違うと思いますので今回はそのへんについてやっていきたいと思います

1.つかみが大事です

何をするにも最初が大事です。 チャンネルの最初 や動画の最初、コメントの最初、つかみがしっかりしているとその後に見てもらえる時間が延びます。動画の始めの10秒間で楽しい雰囲気を伝える、その動画の見てもらいたい場面を切り取る、少し楽しいコメントで盛り上げる、オープニングの動画をいれるなど、冒頭10秒をエンタメ風に楽しく組み立てるということは、結果から先に求めてる人には何やってるかわからない無駄なシーンと思えます。この一見無駄なエンタメ風のシーンですが何度も見にくる人には少しずつですがそのチャンネルの雰囲気とやってる人が見てもらえるための工夫と努力をしていることを感じることができます

2.本題に入る

冒頭10秒のつかみの後に本題に入っていきます。例えばゲーム実況だと今回はこういうネタをしたいと伝えます。大事なのは目的であって結果は出ても出なくてもてOkです。ゲーム実況の場合は結果が伴わないなんて当たり前なので見にきた人は結果が出ていればすごい持ち上げますが、と別に失敗しようがそれも個性のうちと受け入れてもらえるので特に問題ないです。

逆に how to 系やノウハウ系の料理番組、パソコンやジャンク品の修理などやってる場合は成功かどうかは伝えたほうがいいです。また、今回はこういうのをやりますとメニューのようなスケジュールを伝えるとより良いと思います。料理なら材料と分量、そして作業工程をざっくり説明してあげると見てくれる人も安心します。また修理動画なら修理する機械と修理内容、修理するために買ったものを伝えてあげると見てくれる人が安心して見れて時間も延びると思います

説明も長すぎないようできるだけコンパクトにまとめて1分以内で済ませるようにしましょう。わからない人は動画を止めてメニューを見ます(概要欄に書いてもOK)つかみと説明を足して1分後には本編がはじまってるようにするのがいいですね。ゲームならオープニングで目的を伝えてすぐ本編でもいいです 。ゲーム動画をみたい人は結構時間を気にするので10秒後からすぐ離脱が始まります。今回の動画の目的を伝えたらだらだらせず、すぐ本編までカット編集してゲームシーンを流すもしくは配信をはじめると良いと思います。

3.視聴者維持率を考えましょう

(冒頭10秒、さらに開始3分が勝負ですね!)

人は長い時間ずっと同じ画面を見つづけることができないようですね。だいたい自分の動画だと3分くらいから離脱がはじまり半分くらいの人が見るのを辞めるか少しずつ減っていってます。自分では面白いなと思っててもコメントですごく盛り上がっても大半の人がそうなのでこれは心理的なもののようですね。5分ぐらいの動画でも最後まで見てもらえるかと言うとそうではなく3分ぐらいから離脱して全部見る人は2割くらいになります。ずっと集中力がつづかないのは人間の本質で仕方がないのかなと思います。なので一番見てもらいたいシーンは冒頭から前半に持ってきて最初の3分くらいで伝えきるのが相手にとってもいい方法ですね。

もう少し考えると長めに動画を作っても、半分以降はそのチャンネルの動画をよほど気に入った人以外は脱落して見なくなります。見続けてくれた人用にもう少し掘り下げたマニアックな内容を組み立ててもいいですし、それこそ別の動画で後半部分を再度作りなおすのも手です。動画が10分超えるとかなり長いなと感じるので離脱する人も増えます。ただし短い動画より長い動画の方が結果的にみると視聴者維持率が 長くなっていることが多いです。5分の半分の2分30秒より10分の半分の5分のほうがそのチャンネルの動画を長く見てもらえたことになり YouTube はその動画のほうを高く評価するようです(おすすめや関連動画に載りやすくなります)

4.繰り返して動画を作っても良いんです

視聴維持率から考えると3分以上の動画は使った内容の半分は離脱されて多くの人が見ていないことになります。つまり逆にいうと、その3分以降は別の動画で再度タイトルをつけてまとめたり、別の動画とくっつけてからめたり、ネタを掘り下げて別動画でもう一本作り直したりと動画を増やすことは可能です。

自分で同じネタを何回も動画にするとか何を言ってるんだ?と思うでしょう。ただ人が長時間動画を見れないとしたらその後半のは伝えきれてない無駄な部分にもなっています。ということはネタ切れだ、今週どうする?と悩むより(そうだ前回の後半のネタまだいけるんじゃね)的に別タイトルでこすって取り上げたほうが簡単で経済的です。多くのチャンネルが実は何回も同じネタを使い回してますが気づいた方どれくらいいるでしょうか?

人はコアなファンだけが最後のほうまで動画を見ますので実は全部見てる人のほうが少数派ということになります。これをうまくつかえばネタ切れと思わせつつさらに動画を作っても特に問題なく運営できることになります。そのうちこのチャンネルが何をしたいのか何を言いたいのかが視聴者にも伝わっていきます。同じ動画を宣伝用にを短くまとめたりネタを掘り下げるという編集の練習にもなるのでチャンネルの最初は繰り返し前半と後半のネタを区別するくらいでストックしていくのがいいと思います。

5.動画の本数と組み立てを考えましょう

何回も言いますが、視聴されている時間の後半部分は多くの人に見られていないことが多いです。なのでゲームでネタ切れということで嘆いている方多いですがあなたの3分以降の内容をもう一度見てみるとまだこれ使えるんじゃねというのが意外と出てきます。知ってる人もわかっているからと言って特に何も言いませんし、初めて見た人は新しい動画として見てもらえます。こういう風にして動画の内容を組み立てつつ本数を増やしていくと意外とですが作れることがわかってきます。同じジャンルや同じ内容でもタイトルだけ変えて切り口を変えるだけで別な感じの動画にすることができます。

6.ネタ被りはどこまででもいけるとこまでです

(どこかで見たことありませんか?気のせいですよね)

Youtubeでは他の人があげている動画が自分と被ることがよく起こります。というか日常茶判事ですね。長いこと見ている人からしたらそのネタが誰の動画で見たという人もいます。ただ、このチャンネルで見れるならこっちでも見ようということが起こります。どうせ動画の後半は見られてないので気楽に考えるといいですね。またネタ切れだからとかネタ被りじゃんと悩む前に同じジャンルの人の動画をチェックしましょう。あなたの動画ではあなたが作ったオープニングとつかみから始まるのでそこからすでにちがってます。

切り口もちがうといいですが冒頭だけは工夫しましょう。あなたのチャンネルなんて知らない人もいますのでアピールにつながる可能性が高いです。ネタが被るのは YouTube では当たり前でペナルティなど一切ありません、たまにネタパクってるよとかコメントで書く人もいますが気にせず『見てくれてありがとう』とコメ返ししておきましょう。自分のチャンネルをより広く知ってもらう大事なチャンスなのでぜひ活用してみるといいと思います。あと他の人の動画を切り抜いてそのまま持ってくるとさすがに文句言われますので自分でアレンジして必ず編集してから動画にした方がいいですね。

7.サムネイルとタイトルが重要です

YouTube ではタイトルと他にサムネイルが大事になってきます。サムネイルとは YouTube で自動に作られる動画の画面のカットです。このサムネイルはそのまま使うこともできますが自分で作ったほうがよく見てもらえます。スマホでも簡単な画像編集アプリや動画編集アプリなどで出来ますので文字を入れたり映えるよう工夫しましょう。一番伝えたい部分のシーンをサムネにすると見てもらえる可能性がグッと高くなります。これも最初の3分から5分ぐらいのシーンで使われるものを選ぶほうがいいです。3分超えてそのシーンが出てこないと動画見にきた人がまだかなと疲れてくるのでできるだけその間に出るシーンをサムネにするようにしましょう。

8.やることが決まったらあとは実践しましょう

初めて YouTube に動画投稿する人はなかなかチャンネル登録者や再生数が増えないと悩みます。自分もそうでしたが最初の動画をアップロードしてから30本、50本と上げていってもなかなか再生数も増えず停滞期にはいります。これはチャンネルが全然知られてないのが原因ですのでどんどん動画をアップロードするのが正しいやり方です。それでもそこから長い間登録者数が増えないこです。だいたい同じゲームタイトルで100本くらい動画を上げ続けると見に来る人が少しずつ増えていきます。

自分で動画を作るのに飽きない工夫をしながら動画を撮ったり編集して本数を増やしていきましょう。ゲームのジャンルは特にやっている人が多いのでネタ被りとか気にしなくていいです。むしろ自分と相手がネタ被ってくれてありがとうくらいの気持ちで動画を出し続けるのがいいと思います。大事なのでもう一度いいますが先ほども言ったように冒頭の3分間をだれかが見てもらえる限界とすると普通にゲーム実況をやっていても大半の人は半分くらいで離脱しています。言い換えるとサムネとタイトルが別なら同じ動画の後半を使ってもあれ?くらいで見ることもできます。これは極端ですがまとめとして過去の動画を編集しなおすのも使える作戦と覚えておくといいです。なのでネタ切れと思わずドンドン新しい動画を作り続けれますね。

料理チャンネルや修理系のチャンネルでも同じネタを使いまわす人は多いですし、まとめ動画として過去動画の再編集をアップしてる人もいます。要するにあなたのチャンネルをより多くの人に知ってもらうまでは多少ネタが被ろうが特に気にせずにそのまま続けるのがいいと思います。

9.慣れてきたら動画の本数も増えてきます

投稿ペースが多くなると見てくれる人も増えてきます。マイペースでやってても動画は上げ続けるのが一番です。アップした自分の動画の冒頭3分を意識して 動画を上げていきましょう。こだわった編集でもその動画が見てもらえるとは限りません。不思議なことに単純で誰が見てもわかりやすい動画のほうが動画再生数が多いことがあります。よく解説系のゆっくりチャンネルが再生数が多いのは子供や大人でもわかりやすいしゃべり方や内容で動画を組み立てているからみたいです。ある程度動画の本数が増えてきたら再生リストをまとめると見に来る人が分かりやすくなります。

10.チャンネルの背景画像とアイコンを決めましょう

(わかりやすくグッとくるチャンネル背景とサムネを考えましょう)

動画投稿が始まってすぐの頃は動画のことでいっぱいで何もする余裕がないですよね。で動画を上げていく隙間でいいのでチャンネルの背景画像やアイコンを作ってわかりやすくするといいと思います。特にチャンネルの背景画像とアイコンはそのチャンネルの特徴が出るのでわかりやすいものを使いましょう(といっても最初なのでイメージカラーとかイラストとかでいいと思います)。アイコンはできたら使い続けたほうがいいのですがそのうち変えたくなります。そんなときはチャンネルのお知らせやSNS などでチャンネルのアイコンが変わったことをアピールし続けた方が見に来た人が見失わないようになるのでおすすめです

11.チャンネルを知ってもらいましょう

あなたがアップした動画を見に来た人はあなたのチャンネルをよく知りません。 YouTubeでたまたまおすすめに上がってた、関連動画にあった、と言う人が大半です。つまりその人たちがチャンネル登録するのはまだ先の話になると思っていいです。おすすめというのはYoutubeの最初の画面、関連動画は他のチャンネルの横の方に表示されるものですね。誰か知らないチャンネルをわざわざ見にきてくれたので挨拶したいところですがグッと我慢して動画をアップしましょう

初見ですとかコメントがあった場合はありがとうございますとコメント返しをするのがいいです。ただ自分が思ってる以上にチャンネル登録する人は少ないので気にしなくてもいいです。どんどん動画を上げてくとやがておすすめや関連動画の本数も増えていきます。さきほどいった冒頭3分間がyoutubeで評価された結果なのでそこから少しずつですがチャンネル登録者も伸びていきます。ある程度までは自分の動画と他の投稿者とネタ被りとか考えず、どんどん動画を作ることが結果につながります。がんばってチャンネルが知ってもらえるようにモチベを保つことのほうが大事ですね

あと、モチベが続かずジャンルバラバラで動画を上げてる場合は、少しずつ統一感を出してくと見に来る人も分かりやすく思います。それと方向性をそろえたり変えたい時はサブチャンネルを作ってそちらに別ジャンルの動画を上げることでまた人が集まって見てもらえるようになります。